小説

【書評】「れんげ荘」を読んだ感想・あらすじ【群ようこ】

れんげ荘

どうも、りょりょです(ryoroy__0)

これから税金が上がる日本で生きるにはどうしたらよいか??

というと、なんだかオーバーですが、多少なりのヒントを求めて、群ようこさんの『れんげ荘』を読んでみました。

著者:群ようことは?

1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。

やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。

代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

あらすじ

月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう!

キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。

そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人”という外国人好きのコナツさん……

と個性豊かな人々が暮らしていた。

不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。

ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。(文庫本より)

こんな人におすすめ!

  • 生きることに疲れてる人!
  • 人生を変えたい人!
  • 肩の力を抜きたい人!
  • ほっこりしたい人!

ちなみに、ぼくはいま家賃2万5千円のところに住んでいます。

場所は北海道札幌市。

月10万円あれば余裕で暮らせます。

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「れんげ荘」を読んだ感想

もう、この小説の設定だけでぼくはワクワクした。

長いこと不況が続いている日本では、キョウコのように物質主義から脱して、心の平穏を一番に考えるようになった若者が増えていると思う。

ぼくもそうだ。車も手放し、自分でもロフト付き賃貸マンションでシンプルライフをしている。

質素な暮らしではあるものの、たくさんある時間を自由に使うことができる贅沢な生き方でもある。そして、現代の女性達が縛られている色々なことから解放されている、その状況も魅力的に感じられる。

結婚して夫がいること、出産して子供がいること、仕事を持っていること、たくさん持てば持つほど忙しさが増し、幸せを感じる暇さえなくなっていくのではないだろうか。

持たないくらしからは、本当にささやかな事が新鮮で喜びにつながるのだと思う。あれも欲しい、これも欲しいという人間の願望は幸せを邪魔させているのだ、と読みながら気付かされた。

彼女のようにすっぱりと方向転換できる人はなかなかいないと思う。しかし、期間限定でもいいから彼女の暮らしを体験してるのはいいと思う。

さらに、質素なくらしにも、泥臭い大変なことが色々と書かれている。そういう現実的な世界観もかなり楽しめている。

どういう生き方を選択しても、大変なことは必ずつきまとうと感じた。質素なくらしから何だか元気がもらえる不思議な感覚になれる作品だと思った。

おわりに

この「れんげ荘」を読むと、癒されると同時に勇気ももらう。

いざとなったら自分の考え次第で、月十万円でも心穏やかに平和に暮らせるのだと。

この「れんげ荘」シリーズには続編もあるので、キョウコがこれからどうなるのか、やはり仕事はしないのか、母親との関係は変化するのか、読んでみたいと思った。

脱落人生、おすすめです!(笑)

 

ではではー

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