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【書評】「心配事の9割は起こらない」を読んだ感想【枡野俊明】

心配事の9割は起こらない

どうも、りょりょです(ryoryo__0)

将来のことを不安に思ったり、他人の価値観に振り回されて自分を見失ってしまったり、人生を複雑にとらえ過ぎた結果、余計な悩みを抱えてしまう人は現代に多いと思います。

しかし、心配事のほとんどは「思い込み」や「取り越し苦労」にすぎない

「禅の教え」によって無駄なものをそぎ落とせば、心穏やかに、シンプルに生きる事ができるようになります。

その方法を教えてくれるのが本書、『心配事の9割は起こらない』です。

減らす、手放す、忘れる」という「禅の教え」を学び、余計なことに悩まないシンプルな生活を手に入れましょう。

著者:枡野俊明(ますの しゅんみょう)とは?

曹洞宗の禅僧にして大学教授、かつ庭園デザイナーでもあり、ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された人物。

こんな人におすすめ!

  • 整理して無駄なものは削ぎ落していつもシンプルに生きたい人
  • 根拠のない自信を手に入れたい人
  • 他人の価値観に振り回されたくない人

目次

1章:さっさと減らそう、手放そう、忘れよう

2章:「いま」できることだけに集中する

3章:「競争」から一歩離れると、うまくいく

4章:人間関係が驚くほどラクになるヒント

5章:「悩み方」を変えると、人生は好転する 




1章:さっさと減らそう、手放そう、忘れよう

・「妄想」はしない -比べない生き方
・「いま」に集中する -「自分を大切にする」
・引きずらない、抱え込まない -心を整える場所を生活空間に作る
・持ち物を減らす -すると、心も身体も軽くなる
・「あるがまま」でいる -どうにもならにことに心を注がない
・「色眼鏡」を外す -人間関係の悩みの9割はこれで消える
・「潔い人」になる -「地位」や「立場」なんて、さっさと譲る
・「いい加減」を心得る -人は自分の力量に会ったことしかできない

2章:「いま」できることだけに集中する

・「あたりまえ」を見直す -今、ここにある幸せに気づく
・前向きに受け止める
・朝を大事にする -心に余裕を作る一番の方法
・自分の「ものさし」で生きる -他人の価値観に振り回されない
・余計なことを調べない -情報の暴飲暴食はやめる
・大事な判断を夜中にしない

3章:「競争」から一歩離れると、うまくいく

・コツコツ続ける -人の才能をうらやむ前にやるべきこと
・「いい言葉」を使う -言葉には、恐ろしいほどのパワーがある
・今日やるべきことは今日やる -人生を窮屈にしないための極意
・簡単に逃げない -失敗したって、命までとられるわけじゃない
・もっと「寛容」になる -人は人、自分は自分、それでいい
・「流れ」に任せる -「孤独」はいいけど、「孤立」はダメ

4章:人間関係が驚くほどラクになるヒント

・「縁」を大事にする -その人に出会えたのは「偶然」じゃない
・「いい縁」を結ぶ -良縁スパイラルの作り方
・「正論」を振りかざさない -大事なのは「相手の顔も立てる」こと
・「また会いたい」と思わせる -人間的魅力の形成
・過ちは「すぐ」に認める -言葉だけでなく、心も育てる努力を
・“迷わず”助けを求める -手を差し伸べてくれる人が必ずどこかにいる
・損得で判断しない -打算のない人間関係こそがやがて輝く

5章:「悩み方」を変えると、人生は好転する 

・お金 -「もっと欲しい」と思うから苦しくなる
・年をとる -「許せること」が増えるのは、幸せなこと




「心配事の9割は起こらない」を読んだ感想

「いま」に集中する

過去にいつまでもこだわっていることは、そのまま、いまの生き方に対する自信のなさを表明していることです。そこに不安や悩み、心配事が心に入り込む隙が生まれます。

「一息に生きる」という禅語があります。これは文字どおり、「一呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に、丁寧に生きなさい」という意味。

過去の出来事を思い出して落ち込んだり、まだ来ない未来を想像して不安を増幅させたりせず、「いま」「ここ」だけに集中する。そうすることで、余計な悩みや不安を抱えずに済むようになる。

心配事の”先取り”などせず、ぼくたちには「いま」をどう生きるかしかないということを、改めて胸に刻まなければいけないと思いました。

「色眼鏡」を外す

「情報」だけで、あるいは、相手の一面だけを見て抱いた嫌な感情、否定的な思いをもって、全人間性を決めつけてしまったら、その人を見誤ることは必定です。まず、自分から色眼鏡を外すことです。

 

人の悩みや心配事のほとんどは、人間関係にからんだものです。そして悩みのもとをたどると、ほとんど些細なことがきっかけで、相手を「色眼鏡」で見てしまうことが原因。

自分の考えを否定されて嫌な気持ちになった、約束を破られてイラッとしたなど、そのときの感情は相手の一面から受けたものでしかないのにも関わらず、「こいつはこういう奴なんだ」とあたかもそれがその人の全てかのように先入観を持ってしまう。

禅では、先入観のみで人を判断することを強く戒めていました。

いい言葉を使う

「悪事千里を走る」陰口、悪口の伝播速度は速い!
目を閉じて相手の良いところを見つけ、そこを褒める。単に持ち上げるのではなくて。
誰しも苦手な人と接するときはあると思います。
そんな時こそ、確かに返報性の法則で、自分が悪口や陰口を言えば言うほど、跳ね返しで自分に返ってくると考えるので、相手の良いを褒めることで、ニュートラルな気持ちにして接していけばいいなと思いました。

おわりに

以上です。

ここで紹介したのは、本書で説かれている教えの中の、ほんの一部です。

不安や心配事から解放され、平常心を保った生き方を実践したい方は、ぜひ手にとって読んでみて下さい。

ではではー

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